シリーズになっている本を何人かが持っていて、そこから誰かが、『わからないだろう』みたいな感じで出すんだけど、大人にはわかるわけです。だから、先生がいつも答えるの。信ちゃんはたまにあたるぐらいで、だいたいはその先生が答えていた。で、私たちが『すごい、すごい』とかいって。もっと小さいころは、バカな遊びをいろいろした。憶えているのは、知佳の家が道路の下側にあるので、そこに一人いて、みんなで道のガードレールのところから縄跳びの縄を垂らして、どれにひっかかるかな、みたいな感じで待っている、という遊び。それから、家の隣の駐車場から飛び降りて遊んでいて、知佳が転んだりしたのかな、足を切って、縫ったことがある。あと憶えているのは、信ちゃんがひたすらしゃべっているとか、口がたつから、ほんとに。だから知佳はひたすら聞いているという感じ」(元南白ゆり幼稚園・別所小学校同期生 合田知佳)