「六月までボクシングを続けて行くっていってました」(風間雄亮) ボクシングはリングに上がってしまえば、誰も助けてはくれない一人の世界であり、はっきり勝負の付く世界。ラグビーとは対極といっても過言ではない世界に信介はこれから専念しようとしていた。「高一以降は、あいつはボクシング中心じゃないですかね。ボクシングのために生活して、ボクシングのために部活の練習も休み、ボクシングの試合があれば学校を休み」(小松亮介)というボクシングに。