勉強をすごいするじゃないですか。だいたい根性があるんですよね、そういう人って。富久さんなんかとくにそうでしたね。そういうのが練習のとき出るし、集中力がありますね。それで話すようになって、ボクシングのことしか話してなかったんですけど、すごく熱心に話してました。でも、いちばん印象があるのは、独特の容器にアルカリイオン水入れて、ジムに持って来てたことです。だから、アルカリイオン水の人だなー、みたいな感じです、最初は」(岩永大)
「練習場に来てるといつも彼が目に付いて、頑張ってんなーとか、ほんとに努力家だなー、とか思って、真面目に毎日来てたんで。あと、彼は頭いいから、『ここをこう出すにはどうやって短く打てばいいか』とか、理屈をこねるというか、結構戦うスポーツをしている割にはそういうところがありました。トレーナーが『ああしろ』とか、『こうしろ』とかいっても、『でもここはこうなんじゃないですか』とか、『こうした方がいい』とか、結構むきになる一面とかもありましたね」(渡辺恵介)