で、危険なスポーツでもありますから、校長先生の許可がいりますので、校長先生に『こういう生徒がいるんですが』ということで相談したところ、『もしご両親がボクシングをすることことを許可しているならば、学校としても応援しましょう』ということになりました。それでお母様と電話で話しますと、『私たちは本人がボクシングをしていることを応援してますので、学校の方でももしそういったかたちで助けていただけるならよろしくお願いします』ということだったんで、ご両親が応援してるならということで顧問になって、高体連の加盟手続きをしたんです。その後ポツポツと大会があって、そのたびに申込書を提出するのですが、学校の判がいるので、試合がある日はわかります。で、『どうだった』と聞くと、『負けました』ということが多かったですけどね。そんなに勝ち進むということはなかったですよね。残念だなという感じでしたけど。ほんとに彼にはボクシングには熱心で、学年行事のときに試合が重なって、『学年行事ももちろん、出なくちゃいけないことはわかってるんですが、大会にぜひとも出たい』と、相談されたことがあります。